自分の中の光
「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」
今日の福音(マタイ5.13-16)で、イエスは弟子たちにこのように言います。「あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい」という言葉は、「あなたがたの中には光がある」ということが前提になっていなければ出てきません。
神は私たち人間を「善いもの」としてお作りになりました。全ての人の心には神から与えられた光があります。
燃え盛る炎のような光を持っている人も、柔らかな灯火のような光を持っている人もいるでしょう。しかし、心が闇で閉ざされている人は一人もいないのです。
神は自分を善いものとして作られた。自分の中にも神から与えられた光が輝いている。この恵みを信じることこそ、イエスの弟子、イエスの友として生きる出発点なのではないでしょうか。